旅情報
- ウガンダ・シリング
- ウガンダの現地通貨、ウガンダ・シリングには、5万、2万、1万、5千、千シリング札と、千、500、200、100シリング・コインがあります。市場や地方の町では、大きなお札で支払うとお釣りがもらえないことがあるので、両替の際に小額紙幣も混ぜてもらうようにしましょう。また、100シリング以下の端数が発生する場合は、繰上げか四捨五入で支払います。
- 両替
- 外貨での支払いができるのは、高級ホテルや旅行会社、一部のお土産屋などに限られますので、外貨を現地通貨に両替する必要があります。空港内の両替所や、カンパラ市内の銀行・両替所にてドル、英国ポンド、ユーロ等の換金ができます。
カンパラとエンテベ以外の街は、両替所がないところも多く、外貨を両替できないことがあります。カンパラを出発する前に十分な金額を両替されることをお勧めします。最後に、ウガンダ・シリングからドルなどの外貨に両替することも可能です。
ドルを両替する場合、交換レートが良いのは100ドル札と50ドル札のみで、20ドル以下のお札はレートが低くなります。また、2002年以前の紙幣は両替できないので、2003年以降に発行されたものをご準備ください。日本円は一切使えず、両替もできません。
- クレジット・カード
- 外国人客の多いホテルやレストラン、カンパラの大型のスーパーマーケットなど、クレジット・カードでの支払いを受付ける店舗が増えていますが、まだその数は限定的です。ATMは、ショッピング・モール、銀行の支店、ガソリン・スタンドなどに設置されており、現地通貨でのキャッシングも可能です。お持ちのカードは海外でも利用可能がどうか事前にご確認ください。
- チップ
- ウガンダを訪れる観光客の殆どは欧米人で、観光地ではチップの文化が定着しつつあります。チップは義務ではありませんが、満足のいくサービスを受けた場合、本来含まれる業務以外の仕事をしてくれた場合に、任意でお支払いください。運転手、ガイドを含め全てのサービス提供者に必要十分な支払いを弊社から行なっております。
- SIMカード
- 現地のプリペイド式のSIMカードが、空港内や街中で1ドル以下で販売されており、通話やデータ通信に利用することができます。購入後に、プロバイダーの店舗やキオスクにて、パスポートの原本を提示して、また顔写真を撮影するなど、SIMカードの登録手続きが必要です。店舗での手続き終了後、政府機関が承認しSIMカードが使えるようになります。
現地で購入したSIMカードを使用するには、SIMロックのかかっていない携帯電話が必要です。
- データ通信
- スマートフォンやモデムを使ったSIMカード経由のデータ通信が一般的です。携帯電話の圏内であれば、どこでも使用できます。多くのホテルが宿泊客に無料のWi-Fiを提供しておりますが、使える場所が限定されていたり、通信速度が極端に遅いことが多くあります。
確実なデータ通信が必要な方は、日本からレンタルのWi-Fiルーターを持ち込まれるか、SIMロックのかかっていないスマートフォンやルーターを持参し、現地のSIMカードを購入して使用されることを、お勧めします。
- 言語
- ウガンダ人の第一言語はそれぞれの部族語で、第二言語がウガンダの国語である英語です。しかし、英語はあくまでもウガンダ人にとって外国語で、「ウガンダ英語」は英米で話される英語とは少し異質です。発音はアイウエオがはっきりしていて、日本人には聞き取りやすいのが特徴です。ウガンダ人でも英語が苦手な人は、流暢な英語は分からないので、理解してもらえないことがあります。カタカナ英語ではっきり発音すると理解してもらえます。日本語は一切通じません。
- 停電・断水
- インフラ全般の問題で、停電が度々起きます。発電機を設置しているホテルもありますが、電気がある時に確実に充電を済ませ、懐中電灯も準備してください。また、稀に断水も起きます。シャワーからお湯が出ない、水の勢いが弱いこともしばしばです。
国立公園内や周辺など都市部から離れたホテルの多くは、送電線や上水道につながっておらず、発電機や井戸を利用しています。そのため、電気を利用できる場所や時間が限定されることがあります。
- カンパラの治安
- ウガンダはアフリカでも最も治安の良い国のひとつと言われています。それでも日本のようには良くありません。カンパラ市内を歩く時は、下記の点に気を付けましょう。
○ 大きな市場やバス・パークの周辺などスリ等が多い場所があります。行く先の状況を予め運転手にご確認ください。
○ 荷物はひとつにまとめましょう。携帯電話やカメラを首から下げていると、引ったくりにあう可能性が高くなります。
○ 日中でもなるべく複数で歩くようにしましょう。夜の一人歩きはとても危険です。
○ ネックレスやイヤリング、特に金属のものは狙われやすいので、街中を歩く場合は外しましょう。
○ バイク・タクシーは渋滞を抜けるのに便利ですが、交通事故がとても多いのが現状です。なるべく利用を控えましょう。